
こちらの記事は、前回の記事「出産なびを使いこなそう!①安心して出産できる施設を探そう」の続きです。
施設の種類と特徴
まずは、病院、診療所、助産所の違いを知っておきましょう。
病院(総合病院・大学病院など)
まずは病院。
お医者さんがたくさんいて、設備も充実しているので、「もしも」の時も安心です。
特に赤ちゃんのための特別な治療室(NICU)があるところなら、ハイリスクの妊娠でも安心してお産に臨めます。産婦人科以外の科もあるところなら、産科以外の合併症になった時など、速やかに対応してもらうことができます。
大きな病院だと少し事務的な感じがしたり、自分の希望を伝えにくかったりすることもあります。
■特徴
・複数の診療科があり、幅広い症状に対応可能
・緊急時の迅速な対応
・NICUやMFICUなどの専門施設を併設
・高度な医療設備を備える
■メリット
・高リスクの妊娠・出産にも対応可能
・高度な医療機器で検査・治療が可能
・総合的な医療を受けられる
■デメリット
・医師やスタッフが多忙な場合がある
診療所(クリニック)
次は診療所(クリニック)。
アットホームな雰囲気で、妊婦健診から出産まで同じ先生が見てくれることが多いです。先生やスタッフさんと仲良くなれて、気軽に相談できるのが魅力です。
設備は病院より少なめなので、緊急時は総合病院に移動することもあります。
■特徴
・同じ医師による一貫した診療
・サービスが充実(食事・病室・産後ケアなど)
・リラックスした環境
■メリット
・親身な診療を受けられる
・快適なサービスや環境
・ゆったりした雰囲気で過ごせる
■デメリット
・合併症が発生した場合は転院が必要
・設備が病院よりも限られる
助産所
最後は助産所。
まるでおうちでお産するような温かい雰囲気です。自然なお産にこだわりたい方や、家族と一緒にゆっくり過ごしたい方にぴったり。
ただ、お医者さんがいない施設のため、リスクのある方は対応できません。出産中に搬送になることもあります。
■特徴
・アットホームな雰囲気での自然分娩を重視
・家族の立ち会いが可能
・自宅での出産に対応したところも
■メリット
・自然な出産を希望する人に適している
・リラックスした環境で出産できる
・家族の絆を深められる
■デメリット
・医師がいない
・異常時は医療機関へ転院が必要
「どこで産もうかな…」と迷ったら、「出産なび」で探してみましょう。
自分の希望する条件で検索できるので、きっと理想の出産施設が見つかるはずです!
まとめ

いかがでしたか。
次回は「出産なびを使いこなそう!③出産施設選びのポイント」についてお伝えいたします。
ぜひご覧ください。